2018年12月7日金曜日

2018.12.7 第27回外国語教育セミナー:公開ピアレビュー+講演会

第27回外国語教育セミナー・ピアレビュー

終了しました。ご参加ありがとうございます。(12/7)

日時 2018年12月7日(金) 0850~1120
会場 神戸大学鶴甲第1キャンパス(国際文化学部キャンパス)D615 (CALL教室)

第1部 センター教員ピアレビュー(0850~0950)
報告者 
英語:横川教授・大和教授
未修:朱教授
※ビデオカンファレンス方式を採用しています。各教員が自分自身の授業風景をビデオに撮影し,その一部を上演しながら,それぞれの授業の工夫などについて報告します(質疑・入れ替え込み1名20分)。
第2部 講演会(1000~1120)
講師 大阪府立大学高等教育推進機構 清原文代教授
演題 「外国語教育におけるスマートフォン及びタブレットの活用」
概要 スマートフォンやiPad,タブレットなど,この時代の新しい技術を教育手段にいち早く利用し,現在もスマホ等を利用した新しい教育方法の実践や開発を絶えず努力しておられる大阪府立大学の清原文代先生をお招きし,如何にスマートフォン等を授業中・授業外活動に利用するかについてお話をお伺いします。

清原文代先生のプロフィール

大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、大阪女子大大学講師を経て、大阪府立大学高等教育推進機構教授。
1〜2年次生に対する第二外国語としての中国語教育を担当しています。ICTを活用した日本語話者向けの中国語教材の開発が研究テーマです。
音声付きPDF教材、音声付きEPUB(電子書籍)教材の作成、Podcastによる教材配信、スマートフォンやタブレットを活用した教案の開発などを行なっています。


※本セミナーは例年通り,外部にも公開しております。参加希望の方は,11月25日までに担当 zcy.ssy.16@gmail.com までメールでご一報くださいませ。

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◎実施報告
参加者:15名(本学教員14,他大学教員1)


第1部:ピアレビュー
 はじめに,英語の大和教授が,ライティングを取り入れたEnglish Literacyの授業実践について報告されました。vocabulary quiz,writing task, lesson(mystery words, pre-reading, reading, comprehension)という流れで進む授業では,学生がそれぞれの作文にフィードバックを行うなど,学生参加型の授業の工夫を披露いただきました。

 次に,同じく英語の横川教授が,口頭発話力の向上を目指したEnglish Communicationの授業実践について報告されました。Stage A(Skill Getting:topic related QA, voc practice, note-taking and retelling, shadowing, script study),Stage B (Skill Using: making slides, mini-presentation in groups),Stage C(Experience: making slides, story telling in groups)という流れで進む授業では,大学での授業聴講や研究に必要なアカデミックスキルを体系的に指導する工夫を披露いただきました。


最後に,中国の朱教授が,中国の発音指導を中心にした授業実践について報告されました。教授の専門を生かし,MRI動画を用いて発音のメカニズムを科学的に説明する工夫を披露いただきました。

 発表者がご用意くださった詳細なハンドアウトも大変価値あるもので,聴講者の授業改善に大きく資するものでした。


第2部:講演会
 清原教授は,ご自身の豊富な実践をふまえ,外国語教育におけるICT活用について講義くださいました。参加者が自分のスマホやパソコンを触りながら,タスクを行い,解説を聞くというスタイルの講演は,それ自身が,神戸大が新しく始めようとしているパソコン必携化時代の授業の1つのモデルとなるもので,大変参考になりました。講演では,Kahoot!(クイズで競争),Show Me(板書動画作成・公開,反転授業用),Flipgrid,NHKゴガク,Post-it Plusについて実践的なご紹介がありました。個人的には,以前から知ってはいたのですが,教室環境でやってみると,Kahoot!が意外と盛り上がるものだなあと改めて実感しました。(※以上の報告の文責:石川)



◎アンケート分析
参加者 神大教員13名,アンケート回収:13名分

第一部(ピアレビュー)
参考になった(11) ある程度参考になった(2) ふつう(0) あまり参考にならなかった(0) 参考にならなかった(0)
自由記述
・授業の組み立ての参考になりました。
・1年に1度改めて集まって他の先生の授業をのぞかせていただくのは,次年度のシラバスを考えるうえでとても参考になります。非常勤の先生にも聞いていただきたいです。
・複合的,立体的,多面的に構成された授業ばかりでヒントをたくさん得た。
・ペアワークによって,コメントを同じクラスの学生からもらうというのは個人的にやってみたい活動でした。アカデミックスキルとして,どういうスキルを育成するのかを具体的に聞くことができ,参考になった。
・発音についてあらためてその重要性を考えることとなりました。
・非常に参考になる情報が多く,とてもよかったです。大和先生のMystery Wordsと横川先生のRetellingを,自分の授業でもやってみたいです。
・BEEFのさらなる活用を考えようと思いました。
・普段見ているのとは違って,とても新鮮でした。
・いつもながら大きな刺激を受けました。

第二部(FD講演会)
参考になった(12) ある程度参考になった(1) ふつう(0) あまり参考にならなかった(0) 参考にならなかった(0)
自由記述
・Kahoot!を使ってみようと思いました。
・有益なツールを紹介していただき,非常に良い勉強になりました。活動を3分ごとに設定し,メリハリをつけておられる点,工夫をされている点にも感銘を受けました。
・自分の娘がKahoot!を使っているのですが,今日初めて私も使うことができてとても嬉しかったです。Post itのアプリも英語の授業で使えそうです。
・自分の知らない手段がこんなにあるのかと痛感した。目的等によって取り入れてみたい。・有益な活用例・サイトをご紹介いただいたかと思います。授業をデザインする力がますます求められるのではないかということを実感しました。
・どれも使ってみようと思うアプリばかりで,自分の授業の中で有効に機能すると思われるお話でした。とても参考になりました。
・世の中,こんなふうになっているんですね~。全部ではないけど,1つでも活用できたらいいなあと,スマホはみかたなんですね。(まさに,いいも悪いもリモコン次第♫)

2018年12月5日水曜日

2019.12.5 第3回外国語学習セミナー:IELTS入門

多数のご来訪をお待ちしています。

終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

日時: 12月5日(水)12:30〜13:00 
会場: 鶴甲第1キャンパスB110
参加申込: 不要
問い合わせ: 国際コミュニケーションセンター准教授 木原恵美子 kihara.undergrad[at]gmail.com
協力:日本スタディアブロードファンデーション


実施報告



2018年11月22日木曜日

2018.11.28 第2回外国語学習セミナー:英会話上達法

11/28 終了しました。

試験期間中でしたが,約10名の参加がありました。講師は,自身の神戸大時代の体験を振り返りながら,英語の発話力を高めるヒントについて説明されました。身近な先輩の話ということで,参加者にもそれぞれ感じるところがあったようです。




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多数のご来訪をお待ちしています。

日時:2018.11.28(水)1230~1300
場所:神戸大学国際コミュニケーションセンターD504教室
参加:申し込み不要(出入り自由)

講演タイトル
「英語の発話力を伸ばすヒント:『QQ English』を通して感じたこと」

講師
七條智紀氏(神戸大経営学部卒業,元神戸大Global English Course生,現在,株式会社 QQ Englishに勤務)

QQ Englishとは? 会社サイト
フィリピンと日本を結んだ「オンライン英会話」サービスの提供や,フィリピンでの留学プログラムの企画で注目を集めている会社です。当日は,神戸大のOBでもある七條氏に,英語上達のコツを語っていただきます。

2018年7月9日月曜日

2018.7.9 平成30年度第1回外国語学習セミナー(IELTS説明会)

平成30年度第1回外国学習セミナ
IELTS(アイエルツ 英語検定試験)説明会

日時: 6月18日(月)12:30〜13:00(台風で延期)
日時:7月9日(月)12:30〜13:00
会場: 鶴甲第1キャンパスB110
参加申込: 不要
講師: 木原恵美子(国際コミュニケーションセンター准教授)
問い合わせ: 国際コミュニケーションセンター准教授 木原恵美子 kihara.undergrad[at]gmail.com

70名近い参加があり,盛況でした。



2018年4月23日月曜日

2018.4.23 平成30年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議

平成30年度神戸大学 大学・附属学校 英語教育連携推進会議
日時:平成30年(2018年)4月23日(月)午後5時~午後6時45分
会場:神戸大学鶴甲第1キャンパスD615

議題等
(報告事項)
【報告事項1】附属学校全体の現状について(報告者:附属学校部)

(議事)
【議題1】附属小学校:英語教育の現状と課題について(報告者:石田教諭・石川教授)
【議題2】附属中等教育学校前期課程:英語教育の現状と課題について(報告者:軽尾教諭)
【議題3】附属中等教育学校後期課程:英語教育の現状と課題について(報告者:泉教諭)
【議題4】大学英語教育の現状と課題について(報告者:柏木教授)
【議題5】H30年度アドバイザリーについて(報告者:石川教授)
【議題6】大学・附属共同研究の現状について(報告者:石川教授)

(小講演)
「ことばの処理能力を高めるー心理言語学研究の最近の動向」(講演者:横川教授)
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※ご参考
H29会議報告 http://solac-contents.blogspot.jp/2017/05/2017421-h29.html
H28会議報告 http://solac-contents.blogspot.jp/2016/04/2016422.html
H27会議報告 http://solac-contents.blogspot.jp/2015/03/2015427-271.html

上記の会議を開催しました。

◎出席者(50音順)
附属学校部(2):蔭木・前川
大学(7):石川・柏木・加藤・グリア・保田・大和・横川
小学校(1):石田
中等教育学校(8):泉・大八木・軽尾・北代・真田・篠原・島・増見

◎各校種からの報告概要(文責:石川)
(附属学校部)各校の動静報告,児童・生徒数の変容,入試(入検)の状況,初等・中等・高等一貫教育研究センターの新設など。
(小学校)せかい領域+グローバル科からなるユニークな附小グローバル英語教育プログラムを本年度より開始。
(中等前期)中等6年間を2:2:2に分割したきめ細かな指導の展開構想,習熟度別少人数クラスから合併クラスへの移行,中等1年における英語学習履歴に配慮した指導の構築など。
(中等後期)4回生の英語力の着実な向上の報告。国の指針をはるかに上回る卓越した実績の報告。英語力だけでなく論理的思考力の展開を見据えた指導の展開など。
(大学)ベーシック,アドバンスト,専門課程にまたがる3階層の英語履修モデルの構築。英語力の高い学生を選抜したACEコースの新設とStudents' Conferenceの実施,全学部4単位化に向けた動きなど。

◎茶話会
終了後は,例年同様,茶話会を持ち,小学校・中等教育学校・大学の垣根を超えたさまざまな連携強化,また,共同研究構想などが議論されました。

開会の辞(中等主任)

会議風景

小学校報告

中等前期課程報告

中等後期課程報告

大学報告(1)

大学報告(2)

小講演・閉会の辞(横川博一教授・センター長)


2018年4月7日土曜日

2018.4.1 H30年度部門事業計画

国際コミュニケーションセンター
平成30年度研究部門年次計画(案)

コンテンツ研究部門
朱春躍(代表)・石川慎一郎・福岡麻子

1. 【外国語学習セミナー主催】
(目的)学部学生の外国語学習への動機付けを強化する。
(概要)平成30年度中に,英語・ドイツ語・フランス語・中国語の検定試験説明会や外国文化の紹介を中心に,5回程度の「外国語学習セミナー」を開催する。

2. 【神戸大学TOEIC-IPテスト/神戸大学TOEFL-ITPテスト主催】
(目的)神戸大学生に英語学習成果の継続的な測定・診断機会を提供し,英語学習の動機の維持をはかるとともに,就職活動への間接支援を行う。
(概要)神戸大学生協との共催により,TOEIC R&Lとして5回(うち1回はS&Wを同時実施予定),TOEFLとして4回の試験を実施する。

3. 【外国語授業ピアレビューと外国語教育セミナー企画・実施】
(目的)センター所属教員が,外国語授業の様々な展開法について学ぶ機会を提供し,もって,本学外国語教育の質的向上をはかる。
(概要)平成30年12月7日(第1金曜日)の1時間目にピアレビューを,2時間目に「外国語教育セミナー」として講師招聘研究会を連続実施する。ともに公開形式で行う。
※ピアレビューの担当者は50音順輪番(英語2名,未修1名)により,英語:大和教授+横川教授(※専任は2巡目)/未修:朱教授(2巡目)。担当者は11~12月の適当な時期に補佐員に連絡し,1回分の授業をビデオ撮影。当日は,ビデオの一部を上映しながら,授業の流れ・工夫点などについて報告する。
 外国語教育セミナー(他大学の未修外国語教員による講演会を予定)

4. 【KALCSプログラム実施支援】
(目的)神戸大学学生の英語基礎力の向上に加え,大学院生・教員の国際的学術活動の促進をはかる。
(概要)KALCSプロジェクト委員会と連携し,これまでのKALCSプログラムの総括を行い,今後の成果活用の指針を審議する。

5. 【附属学校連携支援】
(目的)附属学校における外国語教育の質的向上と,本センターの有するリソースの地域還元を行う。
(概要)年度当初に,大学・附属学校英語教育連携推進会議を開催し,神戸大学附属学校と本センターの外国語教育にかかる連携を支援する。

6. 【調査研究活動】
(目的)外国語教育の内容論に関わる諸問題を検討する上での基礎調査を行う。
(概要)「外部テスト」「教育目標」「教材」等,大学における外国語教育のコンテンツに関係した諸問題に関わる基礎的資料収集を継続的に行う。

7. 【広報活動】
(目的)学生への情報提供チャンネルの増加ならびに部門活動の可視化を図る。
(概要)コンテンツ研究部門ブログを維持・継続し,部門での活動の体系的な記録・広報を行う。


2018.3.31 2017年度(H29年度)業務報告書

国際コミュニケーションセンター
平成29年度研究部門年次報告(案)

コンテンツ研究部門
朱春躍(代表)・石川慎一郎・福岡麻子

1. 【外国語学習セミナー主催】
(目的)学部学生の外国語学習への動機付けを強化する。
(事業)平成29年度は,下記7回のセミナーを実施した。
(成果)以下のとおりである。なお,部門外から,木原准教授,廣田准教授の多大な御助力を得た。また,今年度の外国語学習セミナーはこれまでの語学検定に加え,文化紹介にも広がった。
2017.7.24  第1回外国語学習セミナー:IELTS(アイエルツ 英語検定試験)説明会(参加者74名)(担当:木原准教授)
2017.07.26 第2回外国語学習セミナー:原サチコ氏(ハンブルク・ドイツ劇場専属俳優)講演会:外国語劇の可能性 ハンブルク大学・ドイツ人学生たちによる日本語劇「少年口伝隊一九四五」(参加者21名)(担当:福岡准教授)
2017.12.13 第3回外国語学習セミナー:ドイツ語検定入門(参加者7名) (担当:福岡准教授)
2018.01.22 第4回外国語学習セミナー:中国「改革開放」以来のC-POP(参加者9名) (担当:朱教授)
2018.01.29 第5回外国語学習セミナー:英語TOEIC S/Wテストガイド(参加者15名)(担当:石川教授)
2018.02.20 第6回外国語学習セミナー:中国の民族楽器「二胡」とその音色(参加者40名) (担当:朱教授)
2018.02.20 第7回外国語学習セミナー:フランス語検定試験(DELF)セミナー(参加者3名)(担当:廣田准教授)

2. 【神戸大学TOEIC-IPテスト/神戸大学TOEFL-ITPテスト主催】
(目的)神戸大学生に英語学習成果の継続的な測定・診断機会を提供し,英語学習の動機の維持をはかるとともに,就職活動への間接支援を行う。
(事業)神戸大学生協との共催により,TOEIC R&Lとして6回,TOEFLとして5回の試験を実施した。
(成果)神戸大学TOEIC R&Lテストには約430名,神戸大学TOEFLテストには約200名が参加した。

3. 【外国語教育セミナー(外国語授業ピアレビュー)企画・実施】
(目的)センター所属教員が,外国語授業の様々な展開法について学ぶ機会を提供し,もって,本学外国語教育の質的向上をはかる。
(事業)平成28年12月1日(金)に第24回外国語教育セミナーとして,ピアレビューおよび講演会を行った。また,部門の石川教授の企画により,外部講師を招聘しての講演会を実施した。
(成果)実施記録
2017.12.1 第24回外国語教育セミナー ピアレビュー
日時 2017年12月1日(金) 08:50~11:20
会場 神戸大学鶴甲第1キャンパス(国際文化学部キャンパス)D615 (CALL教室)
第1部 センター教員ピアレビュー(08:50~09:50)
報告者 グリア教授(英語) 島津教授(英語) シュルツェ特任准教授(ドイツ語)
※ビデオカンファレンス方式を採用。各教員が授業風景を記録したビデオの一部を上演しながら,授業の工夫などについて報告した(質疑・入れ替え込み1名20分)。
第2部 講演会(09:50~11:20)
講師 大阪大学大学院言語文化研究科 岡田悠佑准教授
演題 「大阪大学における外国語教育:英語カリキュラム改革を中心に」
講師ご専門 会話分析(conversation analysis)による応用言語学研究(相互行為能力としてのコミュニケーション能力の研究)を中心とし,現在は,日本企業への米議会公聴会,第二言語での採用面接試験,第二言語会話能力インタビューテスト,第二言語での入試面接などのテーマでも研究を展開(講師ウェブサイトより)
参加者数: 20名
アンケート結果(出席者20,回収回答数15)
第1部(ピアレビュー) 参考になった 15 参考になった 0 あまり参考にならなかった0 参考にならなかった 0
第2部(講演)
参考になった 13  ある程度参考になった 2  普通 0  あまり参考にならなかった 0
参考にならなかった 0
※詳細は,部門ブログ参照
http:// http://solac-contents.blogspot.jp/2017/11/2017121-24.html

4. 【KALCSプログラム実施支援】
(目的)神戸大学学生の英語基礎力の向上に加え,大学院生・教員の国際的学術活動の促進をはかる。
(概要)KALCSプロジェクト委員会と連携し,KALCSプログラムにかかる企画・運営を行った。
(成果)予算が削減される中,専任事務員の雇用ができなくなったが,部門外教員加藤教授と補佐員のサポートを得て,概ね同様の業務を遂行し,チュートリアル355名,プレゼンセミナー263名,全体で618名の参加があった。また,1年間の記録は,加藤雅之・鳴海千春「KALCSプログラム事業報告2017」にまとめられ,『神戸大学国際コミュニケーションセンター紀要』14号に掲載された。URL: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kernel/seika/NCID=AA12182319.html

5. 【附属学校連携支援】
(目的)附属学校における外国語教育の質的向上と,本センターの有するリソースの地域還元を行う。
(概要)神戸大学附属学校と本センターの外国語教育にかかる連携を支援した。
(成果)4月21日に平成29年度大学・附属学校英語教育連携推進会議を開催した。また,部門教員が研究アドバイザーとして同校のスーパーグローバルハイスクール事業の指導を行った。

平成29年度第1回大学・附属学校英語教育連携推進会議 議事録
日 時:平成29年4月21日(金)17:30~18:40
場 所:神戸大学国際コミュニケーションセンターD615
出 席
〇大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター:石川慎一郎,柏木治美,加藤雅之,島津厚久,木原恵美子,保田幸子,大和知史,横川博一
〇附属学校:石田麻衣子,津田敦子,緒方高士,泉美穂,大八木優子,軽尾弥々,篠原泰子,島安津子,岩見理華,真田弘和,増見敦
〇附属学校部:田村事務長,竹林主任,徳永係員

【報告事項1】附属学校全体の現状について
【議題1】附属小学校:英語教育の現状と課題について
【議題2】附属中等教育学校:英語教育の現状と課題について
【議題3】大学英語教育の現状と課題について
【議題4】H29年度アドバイザリーについて
【議題5】大学・附属共同研究の現状について
※詳細は部門ブログ参照
http://solac-contents.blogspot.jp/2017/05/2017421-h29.html

6. 【調査研究活動】
(目的)外国語教育の内容論に関わる諸問題を検討する上での基礎調査を行う。
(概要)「外部テスト」「教育目標」「教材」等,大学における外国語教育のコンテンツに関係した諸問題に関わる基礎的資料収集を継続的に行う。
(成果)部門教員(石川)により,「平成29年度神戸大学英語外部試験(1年生)結果分析」の分析レポートが作成され,センター運営委員会で報告された。

7. 【広報活動】
(目的)学生への情報提供チャンネルの増加ならびに部門活動の可視化を図る。
(概要)コンテンツ研究部門ブログを維持・継続し,部門での活動の体系的な記録・広報を行う。
(成果)年度内に10件のエントリが作成・発信され,部門業務について情報提供が行われた。同ブログには年度内に約3,988件のアクセスがあった(開設時より累計26792ヒット)。

2018年2月20日火曜日

2018.2.20 第6回外国語学習セミナー(フランス語検定試験セミナー)

神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターでは以下の催しを実施しました。

〇日程:2018年2月20日(火) 1400-1500
〇会場:D615
〇概要:DELF(フランス語検定試験)説明
〇講師:国際コミュニケーションセンター 廣田准教授

フランス語の学習に関心をお持ちの多数の皆様のご参加をお待ちしています。

(参考:DELFとは?)









・・・以下引用・・・
http://www.delfdalf.jp/generalites_jp.htm

DELF・DALF とは、フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。自分の フランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。
DELF(デルフ・フランス語学力資格試験)/DALF(ダルフ・フランス語上級学力資格試験)は、CIEP(国際教育研究センター)が認可した試験センターでのみ開催されます。

DELF・DALF の試験問題は欧州語学検定協会(www.alte.org)が定めた国際規格に準拠しています。
ヨーロッパ言語共通参照枠(CECRL)が定めた6段階のレベルに対応したディプロム(資格)があります。 ※ヨーロッパ言語共通枠の日本語版については、吉島茂・大橋理枝他(訳・編)『外国語教育II - 外国語の学習、教授、評価のための ヨーロッパ共通参照枠』(朝日出版社、2004年)をご参照ください。また、インターネット版が http://wwwsoc.nii.ac.jp/jgg/jggla/library/cef_verzeichnis.htmlで閲覧できます。
・・・引用終わり・・・

(実施報告)
すでにQ4の試験も終わった時期でしたが,3名の熱心な学生の参加があり,当該学生を対象として,十分時間をかけてDELFの概要について説明することができました。今後とも,センターでは,フランス語学習の支援のため,こうした取り組みを続けていければと考えています。

2018年2月8日木曜日

2018.2.6 第6回外国語教育セミナー(中国語:二胡文化セミナー)

大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターでは,以下の催しを開催しました。

平成29年度第6回外国語学習セミナー(中国語:中国文化セミナー)
テーマ:中国の民族楽器二胡の紹介

日時:2018年2月8日 18:00~19:00
場所:鶴甲第1キャンパスD 311
講師:朱春躍 (大学教育推進機構/国際文化学研究科教授)
参加者:40数名(教員3名,院生8名含む)



このセミナーは中国語Sクラス受講者の要望に応えて行われたもので,当日は,40数名の学部生・大学院生・教員(うち,教員3名,大学院生8名)の参加がありました。


当日は,二胡の紹介とともに,講師が日本・中国の曲6曲を演奏し,この楽器の魅力を参加者に体験していただきました。参加者からは,「はじめて聞いた音色ですがこの楽器の魅力を感じました。今後も同じようなセミナーが定期的にあるといいと思います」という感想をいただきました。

最後に,6,7名の方が実際に楽器を手にして,演奏を試みました。「音色は大変綺麗ですが,演奏は難しそう」というのが,体験者の共通の感想でした。

国際コミュニケーションセンターでは,今後とも,言語と文化の両面で,学生の皆さんの外国語学習をサポートしていきたいと考えています。

2018年1月22日月曜日

2018.1.29 第5回外国語学習セミナー(英語,TOEIC S/Wテストガイド)

国際コミュニケーションセンターでは,以下の催しを行います。関心ある皆さんのご参加をお待ちしています。

日時:2018年1月29日(月)昼休み1230~1300
会場:国際文化学部D504教室
内容:TOEIC S/Wテストの概要説明と対策方法について
講師:石川慎一郎 (大学教育推進機構教授)
協力:国際ビジネスコミュニケーション協会

当日は,実際のテストの概要紹介,ミニテスト体験などのほか,S/Wテストに関係する資料などを配布する予定です。

英語大学入試の「4技能化」など,近年,英語を「聞く・読む」力だけでなく,「話す・書く」力が求められるようになっています。こうした力を直接に測定し,公的に証明する手段として,TOEICの新しいモジューであるTOEIC S/Wへの関心が高まっています。本セミナーでは,S/Wテストの初心者向けに,攻略のコツをお話します。

終了報告(1.29)
試験期間前の実施だったにもかかわらず,学生15名の参加があり,盛況でした。


セミナーでは,採点基準を解説しながら,高得点をもらえる発話・作文のコツについてお話しました。神戸大国際コミュニケーションセンターでは,新年度より,学内において,希望者対象でSWのInstitutional Program試験を実施予定です。