2013年1月11日金曜日

2013.1.11 神戸大学国際コミュニケーションセンター 第6回外国語教育セミナー:外国語教授法を考える

2013.1.11 
神戸大学国際コミュニケーションセンター 第6回外国語教育セミナー:グローバル人材養成を目指した新しい外国語教授法を考える

 国際コミュニケーションセンター コンテンツ研究部門では,「外国語教授法を考える」と題し,毎年,セミナーを開催いたしております。昨年度は大阪大学の日野先生にご講演をお願いしましたが,本年度は,神戸大のベストティーチャー賞受賞者でもある,中京大学の杉浦先生を講師にお迎えできることとなりました。
 本年度は,神戸大学の文系6学部がグローバル人材養成プログラムに採択され,グローバル人材養成を目指した外国語教育の在り方について全学的に再考が迫られています。今回のセミナーは,今後の外国語授業のあり方を考える貴重な機会ですので,教員・教員志望の院生など,多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 なお,資料準備の必要上,本センター外のみなさまで,聴講を希望される方は,事前にご連絡をくださるようお願いいたします。

神戸大学国際コミュニケーションセンター 第6回外国語教育セミナー
<グローバル人材養成を目指した新しい外国語教授法を考える>

日時:2013年1月11日(金)9:30~10:30
会場:鶴甲第1キャンパスD615教室
参加お申込み:件名を「外国語教育セミナー参加申し込み」として, iskwshin@gmail.com 宛て,お名前と御所属をおしらせください。

(講師紹介)
杉浦清文先生
英国リーズ大学大学院,大阪大学大学院修了。博士(言語文化学)。神戸大学他非常勤講師を経て,現在,中京大学国際英語学部講師。専門は,英語圏文学、比較文学、ポストコロニアル研究、カルチュラル・スタディーズ。
主著として,『英語文学の越境―ポストコロニアル/カルチュラルスタディーズの視点から』(英宝社),『ポストコロニアル文学の現在』(晃洋書房)ほか。神戸大学非常勤講師在職時に,英語オーラルの指導実践に対し,二度にわたって「ベストティーチャー賞」を受賞。

(実施報告)
 TOEICなどのスキルトレーニングと映画教材を組み合わせた授業構成,教師自らが学生のそばにより,教室の壁を越えて,教師と学生のインタラクションを構築するなど,多くの工夫が凝らされた授業の実践を披露いただきました。






★参加者数(アンケート回答者のみ):
国際文化学研究科院生・・4名
国コミ教員・・・9名
学外参加者・・・4名(山梨大,甲子園大,名古屋工業大,佛教大)
以上 17名

★1講演内容は興味の持てるものでしたか?
興味が持てた・ある程度興味が持てた・・・15名/17名

★2講演は有益でしたか?

有益だった・ある程度有益だった・・・15名/17名

★自由コメント
具体的な時間配分が興味深かった/教科書選択の背景や反省を聞けたのは良かった/教員の人柄や姿勢が大事と感じた/このような機会をするなら一度に複数の発表を聞きたい/学生との接し方について参考になった/学生のほうが自主的に学ぶことも大事なのでは?/リラックスタイムというのは授業内容とどう関係しているのか?/授業の時間配分が興味深かった/机間巡視の意味を再考した/学生との壁を取り除く重要性を感じた/映画教材でスピーキング活動をどう行うかは難しい/仕掛けの重要性は認識しているが自分の個性をいかしながらどんなことができるか工夫してみたい/正直に授業のアプローチや来歴などを語ってもらってよかった/もっと具体的な話だとなおよかった